ここ大分に移住するにあたり、インターネット環境をどうするか、随分悩んだ。東京では無線のｗｉｍａｘを使っていた。月額３、８８０円で使い放題、無線のため、自宅を含め、ほとんどどこでも接続でき便利であった。しかし、接続速度は、うたい文句の速度とかとあまり関係なく、時間帯によっては非常に遅くなることが少なくなかった。ここ豊後大野市の状況を調べてみた。それまで使っていたＷｉｍａｘはサービスエリア外。ＮＴＴの光回線は現在なく、アナログ回線でのＡＤＳＬはと思ったが、中継局から遠く、満足する速度は到底望めない。どうしよう？インターネットが使えなければ、陸の孤島になってしまう。大げさでなく、情報通信のインフラは現代社会において絶対条件である。

　調べてみると、豊後大野市では、ＴＶ放送の受信対策や自然災害時の非常放送等の行政サービス対応として、ケーブルＴＶ通信網を２０１０年より整備していた。このサービスの中にインターネットサービスがあることが分かった。利用するには、初期費用として工事代４万円と、大分関係チャンネルに福岡関連民法チャンネルが二つ付加されて月額１，０００円がだまってかかる。これらは豊後大野市への支払いとなる。これに付加して大分ケーブル（ＯＣＴ）のインターネットサービスがあるのだ。通信速度の速さによって、月額２、８３５円（２Ｍｂｐｓ）～５、２５０円（１００Ｍｂｐｓ）となっている。悩んだすえ、最も安い２Ｍｂｐｓタイプ（月額２，８３５円）とすることにした。

　使ってみて驚いた。十分速いのである。画像（静止画）の閲覧は問題なし、ユーチューブなど動画も違和感ない。勿論、怪しげな海外動画サイト？もリアルに見られるのだ。ハッキリ言って、東京で使っていたＷｉｍａｘ（公称４０Ｍｂｐｓ）より速く、時間帯によるばらつきも感じられない。通信速度とはなんなのだ？？？

ちょうどサービス期間であっため。家の中に無線ＬＡＮを設置したところ、すこぶる便利である。ついでに固定電話もこのケーブルＴＶで設置（基本月額：１、３５４円）することにした。というわけで、情報通信費用を月額１万円以内におさえる、といった目標はクリアすることができた。メデタシ、メデタシ

　※情報通信費：テレビ（ＮＨＫ含）、インターネット、二人の携帯電話、固定電話（これはいらいないかも）