田んぼも暑い

今日も朝から雲ひとつない”いやな”天気だ。あたり前だが夏は暑い。暑くて元気になる筆頭は、なんといっても草だろう。そして、同じ仲間である田んぼの苗も元気に育っている。田んぼの巡回は日課である。苗の成長具合や病気など、異常はないか、水はきちんと流れているか、見回ると、たいてい何らかのゴミがつまっており、仕事はつきない。サラリーマンのころ工場の現場を担当していたが、同じように毎日幾度となく巡回していた。現場で、見えてくるものは多い。苗が成長するにつれ、それを餌にしようと虫が寄ってくる。虫がいればそれを餌にした、蜘蛛やカエルなど肉食の昆虫が寄ってくる。いわゆる食物連鎖である。子供のころ、蜘蛛の巣は蝉取りなどに使ったが、蜘蛛そのものにはあまり興味はなかった。田んぼをやるようになった今、蜘蛛を見ると、思わず「ガンバレ」と声をかけたくなる。今年は少ないのかなと思っていた土カエルだが、暑くなってきた途端にオタマジャクシが増えた。すごい量だ。田んぼぐるりと回ると、異変に気付いた。オタマジャクシのいる場所が偏っているのである。水の入ってくる周辺にはすごく多いが、ここから遠くなるにつれ減ってくる。反対側になると、ほとんど見かけない。なぜかな?田んぼの中に手をいれてみると、かなり熱くなっている。そうか、オタマジャクシも暑いのだ。入水口付近は、川の温度に近いのでそうでもないが、遠くなると温まって、かなり熱くなるにだ。人もオタマジャクシも考えることは同じである。暑い場所を避け、涼しいところに寄ってくるのだ。

 田んぼの水の底で、せかせかと動いている虫を見つけた。よく見ると、どうもゲンゴロウのようである。とてもなつかしい。今のところ一匹しか見当たらない。ゲンゴロウか、東京の工場のプールで見かけて以来だ。所属していた水泳部に金がなかったので、満足に塩素を入れられず、アメンボウとかゲンゴロウとかよく見かけた。ん?あの時のプールは、田んぼの水と同じような状態だったのか?

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