PASD?

今、ネットの世界で”PASD”と言う言葉が飛び交っているという。PASDとは”ost machan tress isorder”の略で、”あまちゃん後ストレス障害”の意味らしい。言うまでもなく、PTSD(心的外傷後ストレス障害)をもじったものであり、朝ドラ「あまちゃん」が来週で終了した後の、喪失感からくる病的なものを指している。

 

我が家でも、8月の終わりころから「あまちゃんが終わった後どうしよう?」と妻が言い出した。4月から毎日欠かさず「あまちゃん」を見ており、日によってはお昼の再放送で”復習”する時もあるくらいだ。ちなみに妻の友人で東京のN子さんは、朝・昼・晩と、日に3回見ているそうである。妻に電気のムダと、厳しく”復習”を禁じられている私は、このN子さんをとてもうらやましく思っている。このドラマは見どころ満載であるが、その一つに80年代アイドルを対象にした小ネタがある。80年代に青春し、カラオケの持ち歌が多かった歌姫N子さんは、この小ネタを漏らさずメモしているのではないかと想像している。

 

さて、ドラマのGMTメンバーは地方出身者であり、それどれが持ち歌でデビューしてきた。我が家で最も受けたのは、宮城県出身の小野寺ちゃんがデビユーする時の”牛タンガールズ”の持ち歌である。「ずんだ・ずんだ~」「ずんだ・ずんだ~」とシンプルな歌であるが、これが最初に流れた時、二人ともバカ受けし、一日中笑いが止まらなかった。あれから時々「ずんだ・ずんだ~」流れているが、もしかしてあの曲でウケるのは東北出身者でけなのかもしれない。実は仙台のお菓子で「ずんだ餅」という銘菓があるのだ。簡単に言えば緑の枝豆をつぶして餡にし、柔らかい餅をくるんだ「ぼた餅」のようなものである。上品でとても美味しく、妻の実家に帰省した時は必ず買って帰るのである。伊勢の”赤福”、大宰府の”梅が枝餅”のような定番品である。あの美味しさと、”ずんだ”という、少しなまったような語感、そして単調なリズムが、ものすごい落差をつくっている。これは東北人にウケる。

 

ついでに言えば、あまちゃんは東北・岩手県の田舎を舞台にしたドラマであるが、あのストーリーが我が九州の田舎を舞台にして成立するかである。同じように、べたべたとした方言は九州にもある。しかし東北弁の、あの語感には勝てないと私は思った。あのドラマは東北を舞台ににしなければ成立しないのだ。

 

「あまちゃん」もいよいよあと一週間となってしまった。10月から何を楽しみに朝をむかえればいいのだろうか・・・。もう立派にPASDになっているようだ。

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