絵手紙

絵日記と言えば絵を入れた日記のことである。しかし、絵手紙と呼ばれているからいっても、絵を描いた手紙のことではない。絵を書くものはハガキの裏で、これにちょっとした言葉を入れ、50円切手を貼ってポストに入れる。したがって、素直に表現すれば「絵ハガキ」と呼ぶべきものであるが、やはりこれでは「観光絵ハガキ」との区別がつかないというなのか、絵手紙と呼ばれているようだ。

 

ここ大分県では絵手紙が盛んである。そして私もご近所の方からハガキに水彩画を書いた絵手紙が時々届く。やっている人はほとんど年配の女性、つまりおばさん達だ。地区の公民館で毎週集まって練習している。年に何回か郵便局のフロアーなどを借りて展示会をやっているほか、大分の月刊雑誌「セーノ」には専用の絵手紙コーナーが1ページあり、出展者の多くは豊後大野市そして緒方町の面々である。私の住む緒方町は絵手紙の”聖地”なのかもしれない。

 

先日、近くのMさんより、JR九州の「ななつ星」を描いた絵手紙をいただいた。シンプルだがとても味があり、また添えられている言葉も感じがいい。もらってうれしい絵手紙である。Mさん宅は歩いて1分半ほどの距離だが、2日かけて配達された。のんびりとしたこの時間感覚が、たまらない。

 

そして今日(2/2)妻の友人である東京のOさんより、しゃれた写真が届いた。先月お米と一緒に送った、我が家で作った干し柿の写真である。Oさんは写真教室の先生もやっている。田舎では日常の風景である干し柿が、芸術になって帰ってきた。早速、ななつ星の絵手紙と一緒に、土間のタンスの上に飾ってみた。なんだか土間がとても豊かな空間になったような気がする。

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