ここは雪国だった

ここは雪国だった。先月以来、寒いの乗じて”最低気温探し”など戯れていた私に、”これが本物の冬だ”と言わんばかりの、とんでもない大雪となった。

 

近所の長老(婆)によると、「昭和44年以来だ」と妙に細かい数字が出てきた。また、このあたりで雪が降ると「めずらしいものが降りましたのう」と挨拶するくらい、雪の少ない土地柄だという。一方、別の長老(爺)によれば「いや20年前はもっと積もった」「1か月は溶けなかった」とも言う。

 

移住者の私には知る由もないが、”話はデジタルな数字ですべし”を信条としており、前者の長老(婆)の言う『昭和44年以来の大雪説』を採用することとした。単に大きい話が好きなだけかもしれないが・・・

 

さて、2/14に積もった雪を計測すると約30cmにも達したが、そんなことより驚いたのは山々を鳴り響く音である。雪はシンシンと降るものと思っていたが、田舎の大雪は音がすさまじい。バキン!バキン!と竹の割れる音、そしてドドドッと竹や木の倒れる音が、昼夜を問わず鳴り響くのである。

 

幸い私の家屋やビニールハウスは、寝ずに雪下ろしをやったせいで損壊を逃れたが、近所の建付けの悪いハウスや駐車場で壊れたところも出た。倒木が道路を塞いだりしたところも多く、毎日のようにノコやチェーンソーを持っての片づけである。既に50の後半に達した私だが、ここではバリバリの若手なのだ。田舎暮らしは体力勝負であることを実感する日々である。

 

そして大問題となったのが山々を貫く田んぼ用の水路である。そう、私は地区の水路を管理する井手守なのだ。この話は次回に・・・

問合せ

☎:090-6709-0484

☎:0974-27-2054

紅型(ビンガタ)タペストリ

2021年鶴亀

アクセスカウンター
カラコン 通販ダイエットサプリピアス通販モテコン