9月8日。まさに中秋の名月となった。この日の朝の気温は16℃ いつもの調子で短パンTシャツで外に出ると、”肌寒い”を通り越して、寒い~
私は妻に高らかに宣言した。「今日から秋とします」
「え~ちょっと早いんじゃない」「そんな急に」と妻は不満そうである。
自然界は人様の都合のいいようにはならない。自然の中で、自然に合わせて生きていくのだ。私は静かに妻を諭した。
雨が多く、あんまり長くなかった今年の夏。かく言う私もやや不本意な夏だったと思う。
東京では9月いっぱいくらいはだらだらと暑かった。しかし、ここ大分の田舎では朝晩の冷え込みが強く、一日の寒暖の差が激しい。ゆうに10℃程度は変化する。
そう、だから美味しい米や野菜が取れるのだ。
庭先の松の木の側から見える月はなかなかいいものである。
・・・と、油断をしていたら、実は松の木にとんでもないことが起こっていたのである。