我が家には様々な鳥が飛来してくる。私が好きな鳥はトンビである。羽ばたきはほとんどしない。まるでグライダーが飛んでいるかのように雄大だ。ただ、地上に降りた姿をみたことはなく、直接コミニュケーションを取ることはできないのは残念だ。

一方、美しい白色の優雅な鳥は近くまで飛んでくる。白い色をした鳥だからといって”白鳥”というわけではない。シラサギと、あまり聞こえの良い名前ではないが、見ているけっこう美しい。

このシラサギの巣は１０Ｋほど東にある三重町の駅近くの林にある。夏場は避暑のためか西にある竹田市まで川の上を飛んでいく。その途中が私の住む緒方町であるため、朝と夕方私の家からシラサギの群れを見ることができるのだ。

最近、私の田んぼで寄り道している姿をよく見るようになった。餌はカエルかバッタの類だと思われるが、私にとっては稲の害虫などを取ってくる”益虫”となるため、やや複雑な心境ではある。様々な生き物がいるということは、それだけ豊かな土地ということなのだろう。ずっと続いてほしいと願っている。