”野生の王国” 宇宙人?に捕えられた

上から下まで白い色の宇宙人?とおぼしき姿の人と行動を共にした。その人は宮崎県の高千穂から来たという。ちなみに私の家からあの高千穂までは、車で1時間と少しで行け、比較的近い。

 

その人は私の家の近くの路上から空をじっと眺めていた。話を聞いてみると蜂を追ってるいるという。詳しく聞いてみると、探し物はスズメ蜂の巣である。スズメ蜂にも2種類あって、木の根っこなど地べた近くに巣をつくるスズメ蜂とのことであった。

 

やり方はこうだ。まずスズメ蜂が飛んでくる花の近くで、コオロギ?とかの餌でスズメ蜂を捕まえる。そしてその蜂の胴に白い紐を結びつけ、その蜂を離すと巣まで餌を運んで飛んでいくらしい。その白い紐を頼りに蜂を追いかかていくのだが一度では巣まで辿りつけない。しかし、蜂は巣と餌場を往復するため何回かするうちに次第に巣にたどり着けるらしい。

 

あれこれ1時間くらいたったろうか、巣のありかをほぼ絞り込むことができた。そこで突撃服となる白い”宇宙服”に着替えるのだ。私は少し離れたところから網を頭にかぶって見ていた。その人はしばらく格闘した後に巣を持って出て来た。「小さいな~」かなり残念そうだ。大きい時は直径50センチ位の巣をとることもあるという。「今年は雨が多かったせいか育っていない」らしい。

 

いうまでもなく、巣の中にいる蜂の子が目的だ。食べたことはないが、けっこう美味しいらしい。

 

その人と別れた後、ひとつ聞くのを忘れていた。「あの白い紐を着けた蜂はどうなるのですか?」・・・・その人の関心ごとではなさそうだった。

 

ところで、その人によれば、高千穂では蜂が少なくなってきたため、ここ大分県の緒方町まで遠征してきているとのことであった。私は少し複雑な気分になった。ここ緒方町は確かに里山と言うより、山里の名に近いと思う。しかしだ、ここが山里だったら、高千穂は山奥と呼ぶべき位置にあるはずだ。その山奥からはるばる遠征してくるとは、いったいこれは何を意味しているのだろうか?

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