万両、千両・・・

万両、千両とか言っても江戸時代の大判・小判の話ではない。ドル箱、千両箱とか出てくるパチンコの話であろうはずもない。私はこの手のことは、とっくの昔に足を洗っている。実は先日、近くのお婆さん家の庭木剪定を手伝った時に、面白いものをいただいたのだ。

 

センリョウとかマンリョウとか呼ぶ赤い実をつける草木のことだ。以前から私の家にも数本のマンリョウが植わっているので、だいたいのことはわかっていたつもりだった。ところがその方曰く、「これがセンリョウで、あれがマンリョウ」「そしてあそこにあるのがヒャクリョウ」と教えてくれたのだ。そして、こともあろうに「ジュウリョウもある」と続いたのだ。

 

千両、万両ならいざしらず、百両、十両の草木まであるとは聞いてびっくりである。正直で親切な方で、いつも世話になっているお婆さんである。私をかついでいるわけではない。後で調べてみたら、なんと一両まあり、すべて赤い実をつけるらしい。

 

「無かったらあげようか?」とも言われたので、遠慮なくいただくことにした。そして私の家の玄関先の花壇に、下から十両、百両、千両、万両と並べて植えた。

 

こうしてみると、さすが万両と呼ばれるだけあって、背も高く気品がある。そしてヒャクリョウも、しばらく見ていると、葉っぱがなんとなく板垣退助のヒゲに似ているような気がしてきた?

 

実は昨年の冬、家の周りにたくさんあったナンテンの赤い実が、小鳥(おそらくムク鳥)食べつされ、そして数少ないマンリョウの赤い実も無くなってしまったのだ。

 

今年は、春先からナンテンがたくさん実をつけ、最近赤く色づいてきた。そして百両から万両までそろい踏みとあいなったのであ。来年の正月は、色とりどりでにぎやかになりそうである。

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