先日、我が家の2Fでお琴の演奏会が行われた。家中に琴の音色が響き渡り、我が家にふさわしいお正月となった。市内でお琴教室をされている方からの依頼で「ひき初め会」が行なわれたものだ。
我が家の2Fは3部屋の床がすべて段違いになっている。そこで一番高い位置にある板の間を舞台にし、畳部屋に座って聞くように会場設定した。
当日は朝から晴れて暖かくなった。舞台になった8畳ほどの板の間に、互い違いにして最大5台の琴が並べられた。大きい琴は背丈を超える大きさのものもある。いつもガランとしている部屋がにぎわっている。地区の行事と重なり、近所の人達に声を変えられなかったのが残念だった。
当然かもしれないが、演奏者は全員女性だった。そして、思いのほか?若い人が多い。お琴は”年配者の習い事”のイメージがあるが、時代が変わったのだろうか?
吹き抜けで梁が大きく見える2Fは、ポロン、ポロンと程よく音が響き渡る。
台所でうっとり琴の音色に浸っていた妻がつぶやいた「私、お琴でもやろうかしら」・・・ん?
妻から、高めの買い物がある時だけ「オーナー」「オーナー」とおだてられいる私だ。久しぶりに
”名ばかりオーナー”の出番があるのだろうか。少し心配になった。