昨夜(4/14)から続いていた地震がようやく落ち着いてきたようだ。眠れない夜だった。なにせ、布団に入っても、5分か10分おきに揺れるのである。ただでさえ、眠りの浅い私である。震度1位でもきちんと?反応してしまう。こんな時少々の揺れっでは動じず、熟睡している妻をうらやましく思う。
21時26分携帯がけたたましく鳴り出した。布団に入りipadでインターネットラジオのチャンネルをいじっている時だった。居間に置いていた携帯がうなりだしたのである。「なんだっけ?」と、次の瞬間?お頭の中で「これは緊急地震速報の連絡」と理解しかけた時に激しく揺れだした。
30秒近く揺れただろうか、居間でTVを見ていた妻は既に玄関にいた。「花瓶が倒れそうだったよ」
私は懐中電灯を手に家の中、そして外に出て家の周りを点検した。特に異常はみられなかった。TVは既に緊急ニュースに切り替わっていた。熊本で最大震度7と出ていた。私の住むところは震度4。
実感としては震度5くらいには感じた。この家は基礎がなく石の上に乗っているだけなので、1ランク上くらい揺れはあるようだ。もっとも、吹き抜けにした天井には大きな松の木で組んだ梁があり、この家
はまず壊れないようにできている。被害が出る時は家が丸ごと転倒するくらいの時だろうと思う。
夜中の12時過ぎに再び携帯が鳴り出し「緊急地震速報」を告げる時には、既に大きな揺れが来ていた。
今度も大分では震度4、熊本では震度6強と伝えている。もう余震とは言えないレベルの揺れだった。
なんとか3時間か4時間か眠れただろうか、朝方の5時過ぎには、またもや大きな揺れで目を覚ました。
結局このままこの日の夜が明け、朝となってしまった。
明るくなって、再び家の周りを点検すると、家の北側に積んでいた古い丸太が荷崩れを起こしていた。この丸太は小屋を駐車場に改修する時に出たもので、薪にするにはもったいないので、そのまま保管していたものである。
よくよく見ると、土間にかけていた振り子式の柱時計が10時20ほどを指したまま止まっていた。停電にもならず、断水もしなかった。我が家の被害は最小限に済んだようである。