微妙な余震が続く

昨夜(4/18)の地震は震度4だった。17日、18日と比較的平穏な時が過ぎていたので、少し油断

していた。20時30分ころ東京から電話があり、「余震もおさまってきた」「心配いりません」と話した矢先のことだった。

 

妻も私も慌てて準備していた荷物を手に我先に玄関先に出た。”津波てんでこ”じゃなくて”地震てんでこ”、とりあえず脱出する。もう何回目になるのだろうか、ほとんど”パブロフの犬”状態(条件反射)となった。車には脱出用の荷物は積んだままにしている。

 

今日の余震はほんとうに切れ目がない。数分に一度は揺れている。このブログを書き始めて既に2回目の揺れがきた。震度こそせいぜい「1」あるかないかの微地震であるが、微妙な振幅で続くため船酔いになりそうな感じである。妻は家でじっとしていると気分が悪くなる、といって午後から畑仕事をやり出した。

 

なぜか大きい揺れは夜に起きている。寝る時は枕元にそれぞれ懐中電灯を置いている。しかし、地元の人達は、あまり備えていないように感じる。「ここはあんな(熊本)地震は来ない」という人が多い。確かに九州・佐賀で育った私が東京に出て、”なんて東京は地震が多いんだろう”と思っていたぐらいである。

 

東北の震災の時、妻の実家・気仙沼に行った時のことを思い出した。無残な姿となった港町で義兄と再会し「ほんとうにこんなことが起きるんですね」が第一声だった。当時の光景が目に焼き付いている。多くの人がリュックを背にマスクをしながら歩いていた。爆撃にでもあって焼け野原になった町、その映画のロケの現場にでもいるような光景であった。空には米軍のヘリが音を立てて捜索を続けていた。

 

その気仙沼から、心配する電話が何度もかかってきている。明日は我が身じゃなくて、今日は我が身である。今日は午前中に買い物に出かけた。町はいたって平静である。先ほど3回目、そして4回目の微妙な揺れががきた。4月19日15時22分

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