競売でゲット!

今年の夏は暑かった。そして雨の降らない砂漠のような、と言っては大げさだが、とにかくひたすら暑かった。そんな暑い8月の終わりに、市の施設が廃止されるのに伴って物品の公売会が行われた。

 

恐る恐るではあったが、初めて競売(ケイバイ)というせり売りに参加した。この公売には市内の住民は事前に申請するだけで誰でも参加できる。現地に行くと関連業者と思しき人が多かったが、知り合いもいた。参加者には事前に番号札が配られた。

 

競売のやり方はこうだ。司会?の人が対象となる物品を指しながら「それでは100円から」と号令をかける。欲しい人は自分の番号札を上げて「100円」、「200円」とそれぞれほしい人が値を釣り上げていく。声が止まったところで司会の人が「200円でいいですか?」と言って、何秒か待ち、声がかからないとそこで落札となる。

 

やってみるとなかなか面白い。同じような物が複数あると、最初の物より次の物が値が上がっていく傾向がある。”あれが1000円なら次の物には自分も入ろう”と言った心理だろうか、参加する人が多くなる傾向がある。参加する人が多くなれば当然値も上がってくるのが道理だろう。同じような作業台で最初2、000円で落札されたのに、3台目は8,000円まで上がった。

 

しかし逆の例もあった。折りたたみスチール椅子の5個組が2セットあった。最初のセットが1、500円で落札されたものの、次のセットはスタートの500円で値が上がらないまま落札となった。結果的にみれば、その椅子を欲しい人が2人しかいなかったのである。”残り物に福”である。

 

競売は需要と供給の関係で値が決まる。つまりどういう人がどの位公売の会場に来ているか、である。

競売には注意も必要である。当然ながら競売にかけられる物品の多くは中古である。そして性能保証はない。つまり現物を見て、新品だったらいくらか?物としては大丈夫か?の目利きは決定的に重要である。

 

”あれがこの値段だったら新品買った方がまし”と思われるような落札もあった。せり合うと勢いがついて、思わず値を上げてしまうのだ。

 

この日の最高根は20万円にもなった大型装置もあった。かくいう私も5点ほど落札したが、100円の材木から、最高でも700円の机であった。しめて2200円なり、少しは市の財政に寄与できたかな?

100円で落札した材木セット

700円で落札した年代物の木製机・・・・ちょっと手入れをしてパソコン机になった


問合せ

☎:090-6709-0484

☎:0974-27-2054

紅型(ビンガタ)タペストリ

2021年鶴亀

アクセスカウンター
カラコン 通販ダイエットサプリピアス通販モテコン