冬の草刈り

田舎暮らしで最も苦労するのは草刈りである。言うまでもなく草は夏が”最盛期”。10月下旬にはほとんどの草が伸びなくなり、草刈りから解放されるのであるが、これは自分の家や田畑、個人の話しである。

 

どこの田舎も同じであろうが、耕作放棄地が年々増えている。耕作放棄地は見た目の問題だけでなく、イノシシやシカ出没の原因のひとつにもなっており、ほおっておくわけにはいかない。そこで稲刈りが済んだ後の農閑期の仕事のひとつが、耕作放棄地の草刈りなのである。

 

集落の若手?(草刈り機が使いこなせる間は全員”若手”)を中心に、数人単位で伸び放題の草刈りを行うのであるが、今年は2年ぶりやるところがあった。かつて田んぼであった場所なのに、笹は背丈まで伸び、木なっているものもある。ヤブ化した場所の草刈りはとても手がかかる。ほとんど開拓民状態である。

 

刈り取って終わりでなく、刈った草が乾いた後に、集めながら焼却する作業もある。農業関係の交付金から若干の手当を出るようになっているが、危険を伴う作業が多く誰もができる作業ではない。

 

草刈りは集落の維持に欠かせなく、これができなくなれば、その時点で私の田舎暮らしもジ・エンド。田舎暮らしは草刈りから始まり、草刈りで終わる。実感である。


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