掘っ建て小屋ができた(その3)

万事休す・・・トタンの上が滑って作業が中断してしまった。ゴム長やゴム底の靴など、いろいろと試したがどれも滑ってしまう。

 

命綱が用をなさない事態である。なにせ、私の手は左右ひとつづつで合わせてふたつしか持ち合わせていない。左手で綱を持つと当然右手でハンマーを持つことになる。そうすると釘を持つ手が足りないのである。そうすると、手がもう一つ必要になる。

 

孫の手はないが、妻の手はある。私は勇気を振り絞って妻に誘いをかけた。「トタンが滑って大変なんだけど・・・」となにげに言うと、「そう大変ね、頑張って」とつれない返事。

 

そうだ!足場を組もう。いや、そんな本格的な物はいらない。ちょっと滑り止め程度でいいはずだ。私はもう一本残っていた丸太をトタンの上に乗せ、左右からロープで縛ることにした。

 

やればできる。足元を丸太に引っ掛けると、体重の移動=滑りは見事に止められたのである。

 

とかなんとかで、トタンを打ち終わったのが2月4日の夕方6時のことである。

命綱

滑り止めの足場

とりあえず完成した小屋


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