掘っ建て小屋ができた(その4)

建築学?的に言えば”掘っ建て小屋”であり、用途としては”軽トラの車庫”がとりあえず完成してはや1か月。第二期工事として「雨どい」と、正面の「ひさし」ができた。もちろん近くの竹や木の枝を使った100%手作りである。もっとも、釘など多少の金物はホームセンターのコメリで買った物を使っているので厳密に言えば”97%手作り”程度か。

 

トタン屋根の下で流れてきた雨を一手に引き受ける「雨どい」は比較的簡単にできた。田んぼの水の取り入れ口に、同じような自作の竹製の樋(とい)を使っているため、手慣れた作業である。

 

一方のひさしの作製には少々手間取ってしまった。なにせ長さ3m近くになる本格的な雨避けのひさしである。その強度と機能を満たしつつ、屋根になるのでなるべく軽くコンパクトなものにしなければならないのだ。

 

言うまでもないが、天然の竹は根元が大きく、先端に向けて次第に小さくなっている。おまけにすくすくと真っすぐ育っているようで、風にあおられたりしてけっこう曲がっている。中には割ってみる曲がってしまう”性根の悪い”竹さえもある。

 

そんな竹を使って50枚ほどの竹瓦を作るのにまず一苦労。そして竹瓦の土台となる出っ張りの木枠を固定すのがまた大変で、最後にようやくサイズを揃えた竹瓦をひとつづつ丁寧に木ネジで固定していくのだ。

 

ちなみに別府に竹瓦温泉という古風な建物の温泉があるが、かつて竹で屋根を葺いていたいたことから、このように呼ばれているらしい。もっとも肝心の竹瓦がどのような形をしていたかは定かでない。

 

とかなんとか言いながら、雨どいとひさしが完成した。妻にお披露目したところ「けっこうかわいいよ」とお褒め?のお言葉をいただいた。

 

金は無いがヒマはある。竹や丸太など素材は周りを見渡すかぎり無尽蔵だ。壁や棚を作ったり、地べたの石ふき拡張など工事はまだまだつづく。

問合せ

☎:090-6709-0484

☎:0974-27-2054

紅型(ビンガタ)タペストリ

2021年鶴亀

アクセスカウンター
カラコン 通販ダイエットサプリピアス通販モテコン