朝倉市の水害

あの未曽有の大雨で大変な水害となった朝倉市を通ってみた。あれから10日ほど経った昨日(7/15)鳥栖に行った時のことである。

 

いつものように、高速の杷木(はき)インターから出入りしたのであるが、まずこのインターの料金所付近まで土砂が流れ込んでいた。そして、インターを出てすぐの国道周辺の住宅街がひどいことになっていた。

 

単に土砂が流れ込んでいるだけでなく、住宅地の中に杉などの丸太、そして木の根っこなどががごろごろと転がっているのである。すぐ近くに筑後川という大きな川があるが、これが氾濫したのではない。高速道路のさらに奥の山(柿の畑など)が崩れ、それが国道を川のように流れていったものと思われた。

 

住民からすれば当然、眼前の筑後川が氾濫しないかと、これが一番の気がかりであったはず。ところが、なんと背後の山、しかも何キロか先の土石流が、まさに背中から襲ってきた感じになる。これじゃ打つ手がない・・・

 

災害から10日余り経ち、幹線道路の周囲はほぼ片づけられ、現在住宅周辺をやっている段階のようだった。鳥栖に向かう高速道路から、赤茶けた山肌が随所に見られた。そして重機を先頭に、ヘルメットを被った自衛隊や消防隊が懸命に作業していた。まだ行方不明者が多くいるのである。

 

6年前に妻の実家、気仙沼で見た津波の後の姿が思い浮かんだ。あの時に思ったこと同じ「本当にこんなことが起きるんだ」・・・規模は少ないながらも、とても身近に感じられた。

 

原鶴温泉の看板が土砂で埋まりそうだった。しかし温泉のある所の被害はない。幹線道路もほぼ平常通りに復旧している。しかるにキャンセルが相次いでいると、ニュースで言っていた。複雑であるが、風評被害はやはりとても困る。ただでさえ大変なのに、お客さんが来なくなっては町自体がお手上げになるのである。

 

ほそぼそとはいえ、客商売をやっている身であり、当事者の気持ちがよくわかるのである。

高速「杷木(はき)インター」料金所にも土砂が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ようこそ原鶴温泉へ」の看板に土砂が・・・


道路から、住宅に押し寄せた土砂

ガードレールが・・・


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