空梅雨の後のへんな天気

実は今年は空梅雨だったのである。梅雨が明ける7月中旬までの話ではあるが。九州北部豪雨と名付けられた水害が発生したのは、梅雨の後半戦に入った7月5日、6日のことだった。福岡の朝倉市や日田市で未曽有の被害が出てしまった。さぞや今年の梅雨は雨が多かったろうと思うのは当然のことだが、実は雨がしっかり降ったのはこの数日だけのことだった。

 

田植え前の6月初旬には田んぼが極度の水不足になり、争い事がちらほら。そう、歴史書に出てくる「水争い」は死語ではなかったのである。人によれば数十年ぶりの水不足とか。

 

そんな空梅雨様相で、今年は日照りか、と思いきや、今週になって変な天気が続くのである。午前中晴れて午後から夕方にかけて雨、しかもけっこう強い雨が降る。とても夕立なんて情緒のある雨ではない。そして夜はそのまま雨か曇りで、翌朝にようやく雲が取れて再び暑くなる。この繰り返しがもう4日、5日続いている。

 

夜に曇ると気温が下がらないので、蒸し暑いまま朝をむかえることになる。そしてまた昼は湿度が高いまま30度前後とひたすら暑くなる。悪循環そのもの。理想的には、昼にしっかり晴れて夕方近くに夕立でお湿り、そして直ぐに晴れて、そのまま夜に。そうすれば夜は放射冷却で気温が下がってくれる。思い通りにいかないのが自然、とはわかっているものの、愚痴は出る。

 

さらに夏真っ盛りの今は草刈りシーズンでもある。早朝5時過ぎに起きたら、草刈り機を背負ってひたすら草を刈る。そして夕方は田んぼに入って草取り(ヒエ取り)に精を出す。実はあの大雨特別警は4日ほど出たままだったため、水路の水が全面ストップし、これが警報の期間続いた。だがしかし、雨は最初の2日ほどで、後はほとんど降らない。したがって田んぼは完全にひやがってしまった。

 

土がむき出しになれば草が出てくるには必然なり。田んぼというものは、実は潅水により草を抑制する作用があるのである。したがって、今年の田んぼはやたら草が多い。しかも、私の田んぼは、去年から除草剤という文明から手を切っている。こんなことくらいで負けてたまるか・・・”草取りヤスオ”は今日も田んぼの中を這いずり回っている。

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