台風だ、でもサッカーだ!

「まさか、勝つんじゃないだろうな?!」続けざまに、見事な2点目が入ってしまった。私は思わず手を叩き、そして寝ていた妻を起こしに行った。眠気眼に「マジですか?」

 

昨夜、いつものように9時には床につき、そして深夜2時過ぎには目が覚めた。時おり強い風が吹き、激しい雨が降っていた。ipadを開いて気象サイトをのぞくと、大きな雨雲を従えた台風が九州の西側をゆっくり北上していることがわかった。

 

深夜3時からのサッカー観戦である。何年振りだろうか?夜中のスポーツ観戦は。たしか、オリンピックのマラソン中継で、ひいきの中山竹道を応援して以来だろうか。

 

試合終了後の、西野監督長い沈黙や、長谷部主将の選ぶ言葉を探している姿が、彼らの気持ちを示していた。ワールドカップの本戦で、本気で勝ち上がる気だったのである。

 

敗因ですか?簡単である。日本が2点も先行するなんて、誰も想定していなかった。監督も、選手も、そして私も(関係ないが)。経験の差、勝ち方の。

 

予選リーグの最終戦、対ポーランドでは意見の分かれる闘い方となった。これが”サムライ”のすることか、イヤ本戦に勝ち上がらなければ何の意味もない、これが世界のサッカーだ、と。私は「よく勝ち上がった」「少し残念だったけど」が正直なところである。

 

終了間際、惜しくも逆転されてしまった。あの時の深夜のオリンピックでは中山選手は4位。残念なかがらメダルに届かなかった。エリートの瀬古選手に、敵意むき出しで走る彼の姿は本当にすごかった。今日のサムライニッポンの闘う姿を見て、あの時代の中山選手を思い出した。

 

サッカーってすごいんだ。サッカーって世界のスポーツなんだ、ということを思い知った日になった。この大会を経験して、日本のサッカーも、一皮むけたような気がする。あと2、3枚、残っている皮が剥ければ頂点に立てる日も決して夢ではないだろう。私が生きている間に、その日が来るのかもしれない。

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