稲、最後のふんばり

9月末から10月にかけ、二つの台風が駆け抜けた。それでも、先の台風は鹿児島・種子島から四国の東側へ抜け、後の台風は反対側の長崎の西側後の五島列島から朝鮮半島南側を通ってくれた。不謹慎だが、

離れて通ってくれひとまず安心。

 

さてさて、台風一過で真っ先に行くのが田んぼである。私の田んぼで気になっていたのはもち米の「香り米」である。9月中旬には稲の背丈が胸元まであり場所によってかなり傾いており、あわてて周囲を竹竿で養生した。その甲斐あってか倒伏せずにふんばっている。「よく頑張ったな!」思わず声をかけてしまう。

 

集落の状況を自転車で見て回った。やはり川辺の田んぼで何枚かが潅水していた。水が引き始めており、農道には小さな魚が飛び跳ねていた。田んぼをくまなく見て回ると、ところどころ倒伏している田んぼがある。そして倒伏している稲にはある特徴があることに気が付く。葉が緑なのである。この時期になると葉の色は薄緑から黄色になるのがふつーである。

 

それはなぜか?一言でいえば肥料のやり過ぎ。肥料の三要素、窒素分が残っているからである。私が去年もち米で失敗したのも、これが原因である。倒伏した田んぼの耕作者に聞いてみると、決まって「肥料をやり過ぎた」と反省の弁がある。

 

田植から4か月後の10月中旬になると稲刈りとなる。ここでの収穫前の台風はほんとうに勘弁してもらたい。

「半分倒伏したAさんの田んぼ」

なんとか収穫可能

「全面倒伏したBさんの田んぼ」

ほとんど収穫不可能

「頑張った私の田んぼ(背の高い香り米:モチ米)」

 いつものように収穫できた


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