お米の食味分析2018

お米の食味分析を2年続けて行った。満点が約80点となる評価で、昨年より1点伸びて78点であった。食べた実感としても手ごたえがあったので満足している。ほぼ最高点になってきたので、ここらあたりが限界ではないだろうかと思っている。

 

ちなみに近所のベテラン農家の人から聞いたところ、その方は同じような食味検査75点ぐらいだったらしい。その方は2町歩(×1,000㎡)近く作付けしておられ、出荷もされる。したがって一定上の収穫量の確保は当然であり、私のように美味しければ収穫量は少なくてもよいとはけっしてならない。単純に比較はできないのである。

 

収穫に影響するのはなんといっても天候である。前年と比較すると、晴れの日が多く、また台風や大雨による水害もなかった。そして10月に入ってから晴れに日が続き、掛け稲(天日干し)の期間中も雨にあたらずビニールをかけずに済み8日程で所定(16%以下)の水分になった。

 

植物の基本は光合成(同化作用)。であるが、ここで人様が手を出せる部分はが限られている。日当たりのいい場所を選ぶことと田植え時期をいつにするかである。田んぼの場所は最初から決まっており、また共同機械を使うため、田植時期は地域で一斉に行うしかない。つまり選択の余地は無いのである。

 

工夫できるのは肥料と水の加減となってくる。ポイントは肥料は少なめに、中干し後の水も控えめに、といったところだろうか。だがしかし、肥料と水は作物の成長に大きく影響する。特に肥料は収穫量とほぼ比例関係にある。わかり易く言えば、肥料を押さえれば美味しくなるが同時に収穫量が減るのである。

 

実際に私のお米でこの2年間を比較すると、収穫量が約〇△%減ってしまった。食味が1点上がったが、収穫量は〇△%も減ってしまったのである。このあたりが食味と収穫量の両者が折り合うポイントなのだろう。勘所はだいたい押さえた。もちろん数値は”企業秘密”である。

 

努力のポイントにヒエ取りもある。無農薬でやっているため、すべてが手作業となる。夏の盛りに約1か月もの間、ただひたすら田んぼに這いつくばっていた。但し、ヒエ取りの仕方と食味の関係はよくわからない。もちろんヒエが多ければ日陰も多く、また同じイネ科であるため肥料的にも競合関係にはあるだろうが、除草剤等農薬の有無と食味の因果関係は見出しにくい。なんとなく気持ちの問題だけ、のような気もする。

前年(H29秋収穫)が77点

本年(H30秋収穫)が78点


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