祝!祝!気仙沼・大島大橋の渡り初め

妻の実家である気仙沼・大島大橋が開通してちょうど1か月めの5月8日、JR一ノ関駅からレンタカーを借りて帰省し、渡り初めをやってきた。島から気仙沼の街に出るのに、かつては乗船時間が30分かかり、さらに前後の車の移動を考えると小一時間かかっていた。

 

島の人達は言う「これまでの道のりは何だったのだろう」。橋の威力は絶大である。わずか20分程度で街に出られるのである。町のいたる所に「大島大橋はこちら」の看板が張り出されていた。開通以来、週末は島を訪れる車で渋滞しているというのだ。

 

2011年の震災以来まる8年経過するというのに、道路のかさ上げなどまだまだ復興工事が続いていおり、毎日のように道路のルートが変わっているにだ。橋の開通を優先させ、前後の道路が完成するまでにはまだしばらくかかりそうだ。最終形は三陸道(高速)の橋が架かることだろう。これが完成すれば、街まで10分、市立病院までも15分程度でつながることになる。

 

実はこの橋からみの「珍百景」が島で話題になっている。橋の前後にそれぞれ駐車場があり、橋にも歩道がある。実は駐車場は何れも湾内側にあるのだが、歩道は片側で湾の外側に設置してある。つまり橋の歩道を歩くのに車を駐車場に停めて道路を横断しなければならないのである。道路には横断歩道も書かれていない。

 

なぜこのような構造になってしまったにだろうか?諸説あるようだが、私が勝手に想像するに、橋は左右対称である。完成した橋桁をクレーンで吊って設置する時に前後を間違えてしまった、”ケアレスミス”ではないか、というものである。この橋桁の設置は2年前の2017年3月、NHKテレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀”男達は希望を架ける”」で放送された。3000tの橋を超大型のクレーン船で持上げ工事する20時間のドキュメント番組で、九州にいる私達も感動したものだった。

ま、まさか・・・プロフェッショナルの男達が??

愛称は「鶴亀大橋」とめでたい

夕日に照らされ黄金に輝く橋のプレート

歩道の上は湾内からの強い風が


駐車場には臨時のトイレも

「気仙沼夢の復興図」三菱自動車提供


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