世の中が騒がしくなってきた。あまりに「マスク、マスク」とTVで言うので店に行くと、見事にマスクが消えていた。そう、大分の田舎、緒方町からもマスクが消えていたのだ。と言っても、スーパーマーケットの「Aコープ」と「フレイン」の2店舗、そして国道沿いのコンビニのファミマが2店舗だけであり、すべての店舗を合計しても常備在庫としてせいぜい100枚程度だろうが。すべて無くなっていた。
なんだか昭和のオイルショックの時のトイレットペーパ騒動か、はたまた平成の米不足騒動の様相である。慌てて我が家のマスクの在庫を調べてみると、先月に妻が買っておいたものが1袋で7枚と、いつぞや
”半額”につられて間違って買ってしまったキッズ用のマスクの残りが3枚。それとタンスの引き出しの奥から出てきた、いつ買ったかわからない昭和のガーゼマスクが1枚、すべてあわせて10枚であった。
田舎暮らしとは人が少ない町に住むということ。つまり”人ごみ”と縁が無くなるわけであり、つまりはインフルエンザやノロウイルスなどの感染症のリスクが少なくなる、というメリットがあることになる。
確かに最近ほとんど風邪らしきものからだいぶ遠ざかって様な気がする。したがって、普段マスクを使うことはほとんどない。せいぜい、稲刈りの脱穀作業の時にするくらいだろうか。
そういえば、先日近所でそれらしきマスクをしている人がいた。「もしかして、そういう意味ですか?」と話しかけると「念のためね」と言われた。車に乗っていてどれだけマスクに意味があるのかわからないが、気にする人は気になるのだろう。そんなご時世である。
今朝も大型クルーズ船の集団感染者が新たに10人出たという。新型のコロナウイルスの猛威はどこまで続くのだろうか。1日も早く終息することを願っている。