餅つきと竃2号機

10か月ぶりのブログ再開となった。3月以来の世の騒動は「しばらくじっとしていれば過ぎさるもの」と思っていたが、今をもってしても終わりをしらない。我慢強いはずの私もしびれを切らした。

 

そして、いつの間にか私も高齢者の仲間入りとなった。世間では、いや法的には高齢者とは65才以上ということらしい。年金もこの年になって始まるのが標準とされており、かくいう私も支給の手続きを行い、晴れて”夢の”年金暮らしがスタートすることになった。文字通り人生の第4コーナーを曲がったのである。さて、人生の終盤をどのように生きていこうか。

 

陸上のトラックではラストスパート、最後の直線ということで、残るエネルギーを余すことなく使い切っての走りになるが、人生の第4コーナーは少々勝手が違う。そう、人生にはゴール地点、つまり何歳まで生きていられのか誰にもわからない。

 

ん~小難しい話はさておき、”夢の”年金暮らしが始まるということは、まずはめでたいということである。正月も直ぐだし、めでたい時に付きものの「餅つき」をすることにした。そして、餅つきにはもち米を蒸かす必要がある。蒸かすには水を沸騰させる釜が必要だし、その釜には火竃(カマド)が必要になる。ということで、長年使ってきた竃を新しいものに更新することにした。

 

近く(となり町)の農業関係の資材店で見かけた竃は、税込みで18、500円。鋳物製ということで、なんとなく形が良いので購入した。1号機が3万円ほどしたので5万円近くは覚悟しており、ちょっと安過ぎかな、と一抹の不安はあったが・・・。使い始めると焚口がちょっと狭く勝手は良くないが、煙突が大きくよく燃える。

 

あまり知られていないが煙突とは「煙を出すところ」というより、「煙を吸い出す」、「空気を引き上げるもの」という表現がふさわしいと思う。これ薪ストーブだと顕著になる。火をつけて10秒もすればゴーと音をたてながら燃え始める、数分で完全燃焼の域に入る。ちなみに不完全燃焼だと煙がもうもうと出るが、完全燃焼に近づくにつれ煙は目に見えない透明なものになっていく。ということで、煙突の性能(形と大きさ)はとても重要な要素なのである。

 

以前購入した鉄工所で厚手の鉄板で作った簡易竃(1号機)は煙突が小さく、空気の引きが悪かったが、今回の2号機はよく燃える。まずは合格である。

 

使い終わってみると2号機の竃に異変が。竃の裏側の塗料?がべろりと剥がれ、煙突も大きく変色しているではないか。ああ、やっぱり中国製だ。竃の緑色はたぶんペンキを塗っただけだろうし、煙突はメッキの”質が中国”という感じだ。幸い本体の割れは見えないが、どこまで持つかな?

8年目の竃1号機

竃2号機で蒸かす

剥がれ落ちた塗料?

変色した煙突のメッキ


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